加齢とともに禿げる科学的な理由

加齢とともにハゲるのは、誰にでも現れる自然現象の一つです。基本的に人間の髪や体毛は20代をピークに老化が始まり、60代以降から薄毛が顕著になります。

この60代以降の薄毛は老人性脱毛症と呼ばれ、髪の毛だけでなく体毛全体が薄くなるのが特徴です。老人性脱毛症が起きる理由は、加齢により細胞の力が弱まり髪の毛を含む体毛全体を成長させる能力が衰えるからです。

また、加齢に伴い血管の弾力性が失われ血流量が減り、頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなるのも理由の1つです。30代~50代でも、薄毛に悩む人は大勢います。

30代~50代の薄毛にも老化は影響していますが、遺伝・食生活・生活習慣など様々な要因も影響しています。特に40~50代の中高年に多いのが、動脈硬化によるものです。

これにより血流が悪くなり、頭皮への栄養が不十分なると毛髪が成長しづらくなります。中高年ともなると、コレステロールや中性脂肪が高くなる人が増えるため、動脈硬化が関係する薄毛が増えるのです。

たばこやストレスは薄毛の原因になる?

たばこをやめたら余計イライラがたまるだろうから、コレも薄毛の原因になるんじゃないだろうかと喫煙を続ける方もいらっしゃるのかもしれませんが、そもそも喫煙自体がストレスの原因になっているのはご存知でしょうか。

ニコチンはビタミンを破壊するという話を、これまでに聞いたことがあるかもしれません。このビタミンが破壊されるということが、イライラの引き金になっているというとなのです。

喫煙がストレスの原因になり、結果的に薄毛につながっているのです。

いきなりの禁煙では、もちろん苛立ったりすることもあるでしょう。ですので、負担の少ない方法で徐々に禁煙するのも一案です。

次に、そのイライラ自体はどうするの?という疑問がでてきます。これはホルモンバランスの乱れを整えることが大切です。

人間関係や仕事など、社会生活や家庭環境、人それぞれ悩みはあるでしょうけど、まずは適度な運動をすること、しっかりと睡眠をとることが大切です。

ストレスを受けても頭皮に影響が出ないよう、まずは健康的な生活をするのが第一です。結果的に、頭皮はもちろん体の健康も保たれますので、薄毛が気になり始めたらまずは日常生活を改善することから取り組むことをおすすめします。

AGAってなに?

日本人の男性で、薄毛に悩む人達の多くがAGAであるとされます。AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略称で、男性型脱毛症、壮年性脱毛症がこれに当てはまります。

進行性の脱毛症で、30代からの年齢層に多く症状が見られますが、近年では10代の若年層での発症も多く見られています。

原因としては遺伝が考えられることや、ライフスタイルの乱れや喫煙、ストレス等によって血流が悪くなり毛乳頭が栄養不足になることや、最も当てはまる理由としてジヒドロテストステロン(DHT)と言うホルモン作用によって、ヘアサイクルの乱れが起きることが挙げられています。

ヘアサイクルとは毛髪の毛周期であり、伸びて抜け、新たに生えるを繰り返す毛髪のサイクルのことを指しますが、これには成長期、退行期、休止期と呼ばれる時期があります。

2年から6年ほどの長い期間が成長期であり、この間に本来ならば太く長い毛髪が生えてくるのに対し、DHTによって成長期が短期間となり毛髪が育たない内に抜けてしまう症状となるのがAGAです。

AGAは男性だけの症状なの?

AGAは男性型脱毛症のことを指し、多くの場合、頭頂部や前頭部から髪の毛が抜けていく症状のことを言います。

成人の約3人に1人が、この症状に悩まされているのが現状です。日本人の薄毛において、いわゆる「M字ハゲ」が多いのは、この症状が原因と考えられています。

そんな中、女性も同様の薄毛症状が出ることがあるということが明らかになりました。女性男性型脱毛症と呼ばれており、区別するためにFAGAと名付けられています。

AGAが頭頂部、前頭部から後退していく一方、女性の場合は頭部全体が万遍なく毛髪が細くなったり、薄くなったりする傾向にあります。そのため、一部分だけ抜け毛がひどくなるといった症状は稀だと言われています。

全体的に薄くなるために、頭皮が透けて見えるようになります。原因としては男性ホルモンの副作用、乱れた食生活や不規則な睡眠時間が挙げられています。

専門の医療機関も存在しており、今では多くの人々を悩ます症状のひとつとして認知されるようになりました。

上記の通り、AGAは男性特有の脱毛症を指しますが、いまは女性も似たような脱毛症の事例があるということです。